子供の頃から慣れ親しんだアニメや伝記を題材に、いかに「女の子向け物語」と「男の向け物語」が区分されているか、物語が一体どんなメッセージを発しているのか、すっきりばっさり斬ってくれる。
視点そのものも面白いのだが、ちゃっちゃと読ませる文章のテンポのよさが斉藤美奈子らしく秀逸。
スピード感にだまされて、一瞬見逃しそうだが丹念な調査の結果だということは、一章も読めばわかる。お勧めの一冊。
紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫) (日本語) 文庫 – 2001/9/1
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「男の中に女がひとり」は、テレビやアニメで非常に見慣れた光景である。その数少ない座を射止めた「紅一点」のヒロイン像とは。「魔法少女は父親にとっての理想の娘である」「(紅一点の)紅の戦士は“職場の花”である」「結婚しないセクシーな大人の女は悪の女王である」など見事なフレ-ズでメディアにあふれる紅一点のヒロインとそれを取り巻く世界を看破する評論。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤/美奈子
1956年生まれ。成城大学経済学部卒業。「妊娠小説」(ちくま文庫)で、評論家として華々しくデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
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